[お話を伺った方]
日置 和彦村長
熊本地震から3ヶ月、西原村の今
元の生活に戻るにはまだまだ時間が必要
熊本地震から3ヶ月たった今、地震直後に比べるとかなり落ち着きを取り戻してきています。 被災者の方は避難所から仮設住宅に入られて、現在避難所には63名約30世帯がいらっしゃいます。(取材時2016.7.19)
避難所を1箇所に集約することが目標の一つでしたので、ひと段落の区切りがついたと思っています。 しかし、みなし仮設住宅の入居を待っている方や、修理をしたいけれど色々な事情で先送りになっている方などがいらっしゃるのが現状です。元の生活を取り戻すには、まだまだ時間がかかります。
Salesforceの採用ポイント
開発に時間がかからず、すぐに運用開始することができる
当初は自分自身でり災証明書発行のためのシステムを作ろうとしていました。そんな中、セールスフォース・ドットコムさんとシステムフォレストさんが訪ねてこられ、実際にSalesforceを見せていただきました。 採用の1番のポイントですが、今回は災害で使用するため、緊急性が高く、即座に使用開始できるかどうかという事が最重要点でした。その点Salesforceは開発に時間がかからず、すぐに使い始める事ができるというお話しを聞いたので「これは行けるぞ!」と確信しました。また、こちらからの「こういうことをしたい」と伝えた要望が、翌日には出来上がっており、伝えていたこと以上の仕組みを作り上げていただいていました。 システムの支援以外にも現場地図の色塗りから現地調査について行って運用方法を考えてくださったりと、あの時は本当に救世主のような存在でした。
※掲載している内容、所属やお役職は取材を実施した2017年9月当時のものです。